【墨田区】立花6丁目、60年以上前から続く「 中川湯」が廃業。建物の解体が進んでいました。

2024年年始、読者様から情報提供を頂きました。

2022年12月から休業していた〒131-0043 東京都墨田区立花6丁目14−11中川湯がついに解体を始めたようです。
最初はかまが壊れたのでやすみますと張り紙をしていていましたが、最近は張り紙もなく併設のコインランドリーも同様にお休みしていました。

墨田区の最東端、旧中川が大きく曲がったあたりの立花の住宅街にある「中川湯」ご近所の方を中心に半世紀以上にわたり、愛されていた銭湯です。

以前にも、薪不足で長期間休業することもあったようで、また再開するのかな?と思われていた方もいたようです。

2024年年始から解体が始まり、一ヶ月経過したころに足を運んでみたところ…。

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都営立花6丁目アパートを過ぎてそのまままっすぐ行くと、中川湯の煙突を解体するためだろうと思われる足場が見えました。

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近くの角を曲がると、もう建物が殆ど取り壊されているのが分かりました。

この日もどんどん作業は進んでいるようで、着々と解体された資材が運び出されていました。

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よく見てみるとまだ、煙突の土台の部分は残っていました。

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近所にお住まいだという方がその光景をじ〜っと眺めていらっしゃいました。

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お声をかけてくださったので、少しお話を聞いたところ、「井戸水を薪で沸かしたお湯が最高の銭湯だった。5,60年前からよく入りに来ていたんだよ」とおっしゃっていました。

調べてみたところ、有名な銭湯ペンキ絵師である「早川絵師」が亡くなる前、最後に描かれたペンキ絵が見られる銭湯ということでも有名だったそうです。

廃業は残念ですね。長い間、お疲れ様でした。


Shelliemay様、情報提供ありがとうございました。

中川湯はこちらでした。

しもべ

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