【墨田区】あの世界的指揮者、すみだ音楽大使「佐渡裕」さんが錦糸町の立志舎高校吹奏楽部にやって来たっ!

レナード・バーンスタイン最後の弟子。オーストリアのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督として世界で活躍する佐渡裕さんは、2022年から「すみだ音楽大使」と新日本フィルのミュージック・アドヴァイザーに就任し、翌2023年からは新日本フィルの音楽監督を務めています。

佐渡看板

すみだの町中には、沢山の佐渡さん等身大看板があるのでご存知の方も多いのではないでしょうか?

2022年5月から墨田区内の吹奏楽部、管弦楽部の指導もしてきている佐渡裕さん。同年10月には、すみだトリフォニーホールの25thアニバーサリーウィーク vol.1として「佐渡裕×シエナ×新日本フィル」のコンサートが行われ、その中で墨田区の10の中学校の吹奏楽部合同バンド(総勢140人)のバンドクリニックが公開で行われました。

その後も、墨田区内の中高校の吹奏楽、管弦楽部を指導してきた佐渡さん。2024年11月18日には、錦糸町の立志舎高等学校を訪れ指導を行いました。

立志舎外観

「りっしすいぶ」こと立志舎高等学校の吹奏楽部は、すみジャズなどのステージでもおなじみ。この日は、テレビ番組のテーマ曲にもなっている皆様おなじみの曲「ハリウッド万歳」をメインに指導を受けました。

立志舎吹部1

ハリウッド万歳は華々しいオープニングから、軽快なスウィングのリズムが印象的な曲です。

まずは顧問の先生の指揮でいつもの演奏を聞いてから佐渡さんの指導がはじまります。

立志舎吹部2

佐渡さんはまず、もっとスウィングしないと!と体をもっと使って音楽を表現することを提案。

立志舎4

最初は緊張の面持ちの生徒さんたち。佐渡さんの指導を一言も聞き逃すまい、という真剣な表情がうかがえます。

立志舎吹部5

ポイントとなるシンコペーションのアクセント表現方法をパンチのゼスチャーで現したり、2拍子と3拍子の違いと感じ方、それぞれの楽器の持つ役目は?など、とてもわかり易い指導が続きます。

立志舎吹部6

佐渡さんのダイナミックな指揮に生徒さんはどんどん引き込まれて行くようです。

立志舎吹部8

最後は再び、顧問の先生の指揮で演奏。

立志舎吹部9

佐渡マジックの掛かった演奏は生き生きと、とてもステキな音楽になっていました。

立志舎吹部10

練習後は部員の方からの質問コーナー。「指揮者の醍醐味とは?」「指揮者じゃなかったらどの楽器を選ぶ?」などの質問に、佐渡さん自身の生い立ちやエピソードなどを交えて丁寧に答えていました。

立志舎集合写真

最後は和気あいあいと皆さんで記念撮影。生徒さんからは「またお願いします!」との熱いラブコールも。

これからももっと「音楽のまちすみだ」を盛り上げてくれそうな佐渡さんが見逃せません!

2024年12月21日(土)には、佐渡裕音楽監督がタクトを振る「みんなで楽しむ第九特別演奏会」があります。演奏会の前半はイラストとお話で綴る「第九ものがたり」ベートーヴェンが不朽の名曲「第九」を作曲するに至るまでの物語をたどり、後半は佐渡裕マエストロの指揮で第九の演奏を聞くことが出来ます。
こちらの演奏会は、トリフォニーホールで4歳からご入場可能、第九を初めて聴く方でも楽しめる内容となっています。

一年の最後を「第九」で締めくくる。そんな年末はいかがでしょうか?

すみだトリフォニーホールはこちらです。

しもべ

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