【墨田区】歴史ある墨田の銘店「梅鉢屋」さんが今年いっぱいで百有余年の歴史に幕を下ろします。
江戸の技「砂糖漬け」を守り続ける唯一の菓舗、向じま梅鉢屋さんが2020年12月31日をもって閉店するというニュースが駆け巡ったのは新型コロナウイルス拡大前の今年の初めでした。
現在、閉店の日が近づき、ネット上には悲しみの声が広がっています。
年内で店じまいなのでおそらく最後の来店だろう。
長い間ありがとう、お世話になりました。#梅鉢屋 #野菜菓子 #砂糖菓子 #向島 pic.twitter.com/l9vPhUhUS9— 仮の名はさえこ (@apicoaortic) December 16, 2020
やっと念願の「向じま 梅鉢屋」へ。わーい!と思ったのも束の間、まさかの 今年12月末日までで、閉業されてしまうのだそうで。とてもショック。江戸伝統の野菜や果物の砂糖漬け。一線を画す想像とは全く違うものでした。渋ーいお茶で ちびちびと戴きたくなっちゃう私。閉業だなんて、、悲しすぎる。 pic.twitter.com/sdoHDBmiii
— YUKA IJICHI (@MyuIjichi) October 29, 2020
梅鉢屋さんの野菜菓子を子供の頃、初めて食べたときの驚きを筆者も覚えています。特に瑞々しい大根の食感は食べた人ではないと分からない不思議な「菓子」だと思います。
野菜菓子は煮込みから、冷やし、味を浸透させるという工程を2日~1週間もかけて何度も、根気良く繰り返すという事で大変な作業だとお伺いしたことがあります。跡継ぎの方がいらっしゃらないという事での閉業だということですが、とても残念です。
向じま梅鉢屋さんはこちらです。